イギリスの妖怪 ウールピットの緑の子供たち

サイコジオフィジックス サフォークサミット4日目に行ったウールピットという小さな村では、ゴースト探知機が非常に強い反応を記録した。

村にはウールピットの緑の子供たち(グリーン・チルドレン・オブ・ウールピット)の伝説があり、起源は12世紀頃らしい。

ウールピットで緑色の肌をした兄妹が見つかった。まったく別の言語を話し、口にするのは緑の豆だけ。やがて英語を覚え、他の食べ物も食べるようになって、肌の色が普通になった。洗礼を受けた後、男の子の方は病気になって死んだ。女の子は新しい環境に適応したが、ややぼんやりするようになった。英語を覚えると、彼女は自分と兄が聖マーチンの国という地下世界からやってきて、そこでは生物は緑色なのだと説明した。

この口承伝説は、その後、典型的なイギリスの民話として様々な書籍におさめられているが、最も有名なのは、ハーバート・リードによる1935年の「グリーン・チャイルド」。みすず書房と河出書房より二度和訳が出ている。

ウールピットの村はとても可愛らしく、緑の子供たちのサインが立っている。
緑の子供たちの出没地は村はずれの林の中で、ほとんど誰も来ないのか、草が生い茂っていた。

写真は映画撮影中の二コマ。

その他の写真 http://www.psychogeophysics.org/wiki/doku.php?id=summit2011:thursday
Woolpit - photo set http://www.flickr.com/photos/uair01/sets/72157627684664510/