ナイト・オブ・B級映画

サンメリ教会でやっていたカセットレーベルのイベントに突然行く気をなくす。
もう身支度もできていたのに。
風が冷たくて寒いし、きのうは友達が仕事の用事で家の近所に来て、ついでに会って昼間っから飲んだくれていたので疲れている。家にいたいと思った。
ずっと前に入手したまま見ていなかったB級映画を二本立てで鑑賞。The house on Straw Hill というウド・キアー主演の70年代の映画とNo Morera Sola という2009年のアルゼンチン映画。どちらもまあまあのエクスプロイテーション・ホラー。そういうのが好きなら見れるけど、別にお勧めではない。
一本目はウド・キアーが若い。この時代のイギリス・エクスプロイテーションはロケーションがいい。エクスプロイテーション映画の質はロケーションに左右されることを再確認。
二本目は「テキサス・チェインソー」とガス・ヴァン・サントが混じったような作風のリベンジ物。人物に思いっきり寄ったカメラで一シーンずつが長い上に、主人公の少女たちが途轍もなくのろい。殺人鬼がうろついているのにタバコ休憩を取ったり、本当に思慮に欠けてて浅はか。なのに、台詞がほとんどないので心理描写面でそれほど違和感は感じず。のろいくせに屈強な男3人に見事リベンジを果たすのはある意味すごい。