諸星大二郎の本

サイコジオフィジックスのワークショップに参加するために行ったベルリンで途轍もない寒波に襲われ、そのうえ、着いてすぐに生まれて初めて持ち金ぜんぶとカードの入った財布をなくし、帰りの飛行機もあとわずかで乗り遅れそうになったショックでしばらくブ…

フランク・ハーバート

SF小説ベストの日本版リストとアメリカ版を見比べると、中身がけっこう違っている。アメリカの方は、指輪物語(SFじゃない・・)とかスターウォーズが上位に入っていて、読者層が日本に比べて裾野が広いかわりに大衆的な感じがする。後は、前から思っている…

スタニスワフ・レム

スタニスワフ・レムはアンドレイ・タルコフスキーの映画「ソラリス」の原作者で、私はアメリカのフィリップ・K・ディック、イギリスのJ・G バラードとスタニスワフ・レムの三人がSFの王様だと思っている。日本にいる時はブックオフなんてほとんど行かないの…

クオリア

うえお久光の「紫色のクオリア」は、評価がいいので読んでみたいと思っている。古今東西のSF小説へのオマージュだそうだ。クオリアという語の意味を知らなかったので調べてみると、「質感」、もっと分かりやすく言うと、「いちごのあの赤い感じ」「無精ひげ…

サイコジオグラフィー関連の書籍

サイコジオグラフィー関連人物のなかで、wikipediaの日本語項目があるのは、フランスのギー・ドゥボールだけみたいだ。そこから引用すると、“語の広い意味で、ドゥボールの理論は、第二次世界大戦後、欧州の近代化の経済力によって日常の生活圏の公私ともに…